航海日誌研修学生・団役員による日々のお便り
航海日誌
2月16日ヌーンレポート

日本時間 2017/02/16 12:00
天 候 | - |
海水温度 | -℃ |
風 力 | - |
風 向 | - |
気 温 | -℃ |
気 圧 | -hPa |
風 速 | -m/s |
波 高 | -m |
2月16日 航海日誌
団役員コメント
谷口 聡人 団長
2月16日午後、望星丸は予定より1時間遅れで清水港を出発しました。岸壁まで見送りにお出でくださった研修生の保護者、ご親戚、ご関係の皆々様、本学関係者の皆様、まことに有り難うございました。お陰様で美しい晴天の中、心温まる盛大なお別れの式となりました。望星丸が皆様から遠ざかっていく中で別れの汽笛を鳴らした時、登舷礼に立ち並んでいた研修生の一人が「涙が出そう」と漏らしたのが印象に残っております。こうして一つ一つ経験を積んでいくことになるのだと思います。
富士山も笑顔で見送ってくれたように思います。街の様子が見分けられなくなるほどに小さくなっていく中で、富士の姿はその偉容を誇るように逆に大きくなっていくと感じられました。
現在は夜となりましたが、望星丸は順調に一路南へと向かっております。皆、元気です。団の役員中1名、団旗や花束を受け取った彼だけが船酔いに苦しんでいる模様です。
こうして第一日目がもうすぐ終わろうとしています。出港式でお約束したように、3月29日には全員揃って元気に、多くの経験を積んで清水港に戻ってまいります。今日の好奇心に溢れた目の輝きに、落ち着きと自信が加わっているにちがいありません。
1班集合(出港前日)
三保研修館での受付風景(出港前日)
研修学生点呼(出港前日)
団長挨拶(出港前日)
1班のレポート
岡部 由佳
(東海大学海洋学部 航海工学科航海学専攻)
航海科で学年も上の方ということもあり手本になれるようにきちんとしなくては、、、と気負っていましたが、班員の仲間がたくさん支えてくださり本当に助かりました。今回の研修に参加する皆さんも明るく良い人達ばかりで、再び会った今日これから始まる42日間、最高の体験が出来ると確信しました。
仲間を増やし楽しむのはもちろん洋上講座やクラブ、寄港地見学では、沢山の知識や技術を吸収し、またこの清水に笑顔で戻ってきたいです。今は正直、家族と愛犬が恋しいですが、応援してくれている両親の為にも実りある航海にしていきたいです。それでは行ってきます!
渡部珠世
(東海大学工学部 応用化学科)
今まで親元を一週間以上離れたことがないので、他人と42日間過ごせるのか、船酔いは大丈夫なのか、など今は不安が止まりません。しかし、事前研修ぶりに班員に会うことが出来て、会話も弾み、42日間が少しずつ、楽しみになってきたので、この調子で自分らしく、船旅を楽しみたいと思います。それで行ってきます!
横井有希
(東海大学医療技術短期大学 看護学科)
望星丸への荷物積み込みが終わり、いよいよ明日出港という期待とともに、緊張感も高まってきました。海外研修航海に行くことを決めたのは、自分ですが、初めての船の旅で、しかも、42日間ともなると、不安が多いです。しかし、ここまできたからには、最高の思い出とお土産をたくさん持って帰ってきたいです。
林瑞葵
(東海大学教養学部 人間環境学科社会環境課程)
事前研修から時間が空いたこともあり、家を出発するときには泣きそうなくらい不安でいっぱいでしたが、望星丸に乗船し出発を明日に控えた今は楽しみな気持ちの方が大きいです。3月29日にすごく楽しい42日間だった!と思えるよう過ごしていきたいと思います。
川又萌
(東海大学観光学部 観光学科)
事前研修から今日まであっという間でした。今日までの2カ月の間に感じたことのない期待と不安を今、同時に感じています。今日を含め43日間、一日一日あっという間にすぎると思います。悔いのない研修航海だったと言えるようにしたいです。
谷地亜祐佳
(東海大学農学部 バイオサイエンス学科)
この研修航海に参加できるのも色々な方の協力があることを忘れず、一日一日を大事に楽しく過ごしていきたいと思っています!
原田美寧
(東海大海洋学部 水産学科生物生産学専攻)
今日は望星丸に前泊しました。事前研修で一度は会ったものの、班員や研修生のみなさんとの顔合わせはとても緊張しました。これから沢山不安な事や、困ったことが起きるかもしれないけど、皆で一丸となって研修に励みたいです。
後田真里
(東海大学観光学部 観光学科)
研修で出会った仲間と再会し、いよいよ明日出港です。私は、不安より、船上や寄港地で経験することへの期待のほうが大きいです。今日は、望星丸へ荷物をみんなでバケツリレーのようにして運び込むことができ、既にいい連携プレーが始まっていると思います。出港後も、全員が協力して42日間を過ごすことはもちろん、私も積極的に物事に取り組み、有意義な時間を作りたいです。