研修レポート研修学生・団役員による日々のお便り
研修の日程・レポート
3月22日ヌーンレポート
日本時間 2016/03/22 11:00
天 候 | bc(晴れ) |
海水温度 | 26.8℃ |
風 力 | 2 |
風 向 | NW |
気 温 | 27.6℃ |
気 圧 | 1011.9hPa |
風 速 | 2.4m/s |
波 高 | 1.0m |
団役員コメント
谷本 善凡 団役員
私たち研修団はちょうど1ヶ月前、不安と期待を胸に三保研修館に集いました。清水出港当初、船上生活になかなか慣れなかった学生たちも、今では食事当番をはじめ、担当の業務をてきぱきとこなし、しっかりとした成長を伺うことができます。
今日から研修の最後を締めくくる研修報告書の作成が始まりました。報告書の作成にあたって残り少なくなった研修航海生活を改めて実感しているようでした。
現在学生たちは最後の船内イベントであるフェアウェルパーティーに向け準備を着々と進めています。
私も含め多くの団員は、早く日本の家族や仲間に会いたいという思いと、もっとこの船の仲間たちと一緒に生活したいという思いが複雑に入り乱れた気持ちで、残りの研修航海を充実したものにしようと努めています。
たくましくなった研修学生の帰国を楽しみにしていてください。
8班のレポート
8班後部デッキでジャンプ
研修報告会の準備
手馴れた食事当番
赤道祭チーム再集結
今井 康太郎
(東海大学工学部 精密工学科)
朝5時に起きてブリッジ(船橋)へ行くのが今の自分の習慣です。早起きは苦手ですが、とても雰囲気がよく一日のスタートを心地よく切ることができます。曇りでしっかりと星を観ることができませんが、望星丸でしかできないような価値のある体験だと思います。
航海を始めてもう30日ほどになりますが、時間が過ぎる速さに驚きます。中身の濃い時間でした。日本が恋しい反面、この船の仲間がいる生活も好きなので、残りの時間を大切にしたいです。
鶴田 静馬
(東海大学工学部 電気電子工学科)
きたるべき清水港到着と下船にむけ、自分で確保した食料や飲料を急いで消費する毎日です。昨日は虹と月を甲板で観ながら夕日を背に皆でおいしくお菓子を食べる、という贅沢なひとときを過ごしました。船でやり残したことを一つ一つこなしていきたいです。
土井 裕也
(東海大学工学部 電気電子工学科)
今日は部屋が蒸し暑かったので、夜中に食堂へ行き寝ていました。この生活もあと少しで終わりと思うと名残惜しく感じます。残り少ない船上生活をしっかりと過ごし、控えるフェアウェルパーティーの準備を頑張ります。
吉田 和正
(東海大学文学部 心理・社会学科)
船でのほとんどのイベントが終わり、日に日に寂しさを感じてきています。はじめの一週間はなかなか慣れなかった船上生活ですが、いまでは愛着を感じるようになりました。本日は、寄港地調査班のリーダーとして班を纏め、また個人の報告書を作成し、今後の黒潮横断に伴う揺れに向けて対策を練ります。
原 祐太郎
(東海大学工学部 機械工学科)
研修航海が始まって、一ヶ月が経とうとしています。長くも感じ、短くも感じました。今日は、朝早く起きてブリッジに行きました。曇りで星空は見えなかったものの、素晴らしい景色に感動しました。望星丸の生活も残りわずかとなり、すべてに関心と興味を向けて過ごします。
原 圭之介
(東海大学観光学部 観光学科)
今日は5時に起き、ブリッジを見学した。星空と朝日は見られなかったが、朝の冷ややかな空気が日本へと近づいていること再確認させてくれた。その後、報告書の原稿作成のために終日パソコンにむかっていた。推敲を重ねて良い報告書を作成し、有終の美を飾りたいと思う。
梅田 晋太朗
(東海大学総合経営学部 マネジメント学科)
今朝は5時過ぎに起床し、ブリッジ(船橋)で友人らと談笑しながら朝を迎えた。午前中は報告書作成を行った。両手で抱えきれないほどの思い出に、タイピングが弾んだ。
午後は私が責任者を務めた赤道祭の最後の後片付けを行った。当日用いた衣装を身にまとい、苦労を共にしたかけがえのない仲間たちと記念写真を撮った。最後まで投げ出さずにやりきれたのも、すべてはみんなの支えがあってのことである。そう考えると、感謝で胸がいっぱいになった。
航海も片手で数えきるしか残っていないが、一日一日を無駄にすることなく、精一杯研修生活を楽しみ、笑顔で日本へ戻りたい。
佐原 幹大
(東海大学情報通信学部 組込みソフトウェア工学科)
航海研修も残り一週間をきり、今の気持ちとしては嬉しくもあり、寂しくもあります。フェアウェルパ-ティーの準備や報告書の作成をしていると、研修があと少しで終わることへの焦燥感で一杯です。しかし、この研修航海を通して日本に帰国後、すべきことがたくさん見出せたことが幸せです。熱い思いで始めた研修航海を、最後までやり遂げます。