研修レポート研修学生・団役員による日々のお便り
研修の日程・レポート
3月19日ヌーンレポート
日本時間 2016/03/19 10:00
天 候 | bc(晴れ) |
海水温度 | -℃ |
風 力 | 3 |
風 向 | E |
気 温 | 31.4℃ |
気 圧 | 1010.2hPa |
風 速 | 4.6m/s |
波 高 | -m |
団役員コメント
田巻 以津香 団役員
ポンペイ滞在2日目の今日は、研修団全員でナンマドール遺跡を訪れ全体研修を行いました。
港から遺跡へ向かう道中では、現地のガイドの方から通り過ぎる建物や村の暮らしの様子、そして日本のODAによって舗装された道路についての解説などを聞きました。すれ違う車も日本車が多く、日本から3000キロ以上離れたここポンペイで、日本の技術の活躍を体感することができました。1時間ほどバスに揺られ、その後うっそうとしたジャングルを15分ほど歩くと、ナンマドールの壮大な遺跡群が広がっていました。成人男性の体格をはるかに超える程巨大な石が積み上げられた景色は、まさに「圧巻」であり、古代の人々の技術、組織力の凄さに言葉を失いました。遺跡ではミクロネシア・コミュニティ・カレッジに留学している日本人の学生さんがガイドを務めてくださり、研修生も熱心に耳を傾けていました。
ポンペイで本研修のすべての寄港地研修が終了しました。夕方、出港の登舷礼を終えた研修生は、ゆっくりと遠ざかるポンペイの港を名残惜しそうにいつまでも見つめていました。飛行機での旅行では、あっという間に小さくなっていく陸地を小さな窓から見ることしかできませんが、船では風や音を感じながらゆっくりと寄港地に別れを告げることができます。私はこの出港の時間がたまらなく好きになりました。
いよいよ望星丸は清水港へ向けて走りだしました。船内では早くも、次の行事である洋上卒業式の準備が始まっています。研修日程も残り8日。充実した、濃密な8日間となりそうです。
7班のレポート
7班集合写真
ナンマドール遺跡にて
寄港地最後の登絃礼
後部甲板でのひとコマ
松藤 遥
(東海大学経営学部 観光ビジネス学科)
最後の寄港地であるポンペイを出発しました。どの寄港地でも行く先行く先で新たな発見があり、改めて日本の良さも感じることができました。残り少ない望星丸での研修生活を大切にしたいと思います。
眞下 祐理子
(東海大学健康科学部 看護学科)
ナンマドール遺跡では歴史を感じるだけではなく、ポンペイの自然の豊かさを感じることができました。さまざまな国を研修航海で訪れたことで日本の暮らしとは違う文化に触れることができ、貴重な経験をすることができました。すべての寄港地研修が終わりましたが、最後まで感性を澄ませて頑張ります!
保科 葉月
(東海大学医療技術短期大学 看護学科)
最後の寄港地であったポンペイでは、研修生全員でナンマドール遺跡を訪問し、広大なジャングルに囲まれた木々を潜り抜けて古代の遺跡に触れました。遺跡は大きく、そこに伝わる伝説も興味深いもので、古代の王の偉大さを感じました。日本では観ることができない絶景を研修生全員で堪能しました。
田村 瑠菜
(東海大学教養学部 国際学科)
ナンマドール遺跡は当時どのようにして大きな玄武岩を運んだのか、不思議であり、神秘的です。出港の際の登舷礼はこれで最後だと思うとすごく寂しく、残す8日間の船上生活を悔いの無いよう大切に過ごそうと思いました。
伊藤 澄夏
(東海大学海洋学部 海洋生物学科)
本日は最後の寄港地、ポンペイを出港する日です。清水への帰港まで今日を含め9日間であり、長いと思っていた34日間はあっという間に過ぎていきそうです。少し寂しく、後は清水に向けて帰るのみですが、残す研修の日々を悔いのないよう充実させて過ごしていきます。
望月 里菜
(東海大学海洋学部 海洋文明学科)
研修航海最後の寄港地、ポンペイを出港しました。ポンペイは、思ったよりも暑くなく過ごしやすいなと思っていたら、急な雨と陽が出て日本との気候の違いに驚きつつ、とても楽しい研修体験となりました。まだある残りの航海、どんな体験をするか楽しみです。
垣田 ほのか
(東海大学教養学部 芸術学科デザイン学課程)
沖縄、前回ホームページを担当したパラオ、パプアニューギニアのラバウルと続き、我々最後の寄港地であったミクロネシアのポンペイ港を出港して、現在、望星丸は本格的に日本へ船首を向け航行しています。ポンペイでは玄武岩を積み重ねた建造物のナンマドール遺跡を訪問し、伝承にもとづく現地ガイドさんの興味深い説明で、王の墓、牢屋、食糧庫跡など貴重な遺跡を実際に見学できました。
荒川 朋香
(東海大学観光学部 観光学科)
今日は最後の寄港地ポンペイで最終日を迎えました。訪問した寄港地すべては、あまりにも日本の生活環境、気候の違いに驚き、新鮮な気持ちになりました。残りの研修日程には2つのイベントがあり、研修生全員で成功させるよう頑張ります。