『学校法人東海大学第45回海外研修航海』帰港式が行われました

3月27日(木)、『学校法人東海大学第45回海外研修航海』の帰港式が東海大学付属翔洋高等学校・中等部翔洋ホールにて行われました。

午前8時30分、雲間から薄日が差し込む中、清水港に入港した海洋調査研修船『望星丸』では、研修学生よる最後の登舷礼が行われ、ゆっくりと船は巴川口鉄道岸壁(通称)に着岸しました。

着岸後、すでに沖縄で入国審査を終えている『望星丸』にタラップが掛けられ、研修学生は、出港した地を踏みしめました。41日間の思い出を噛みしめながら、手渡しで荷下ろしをした後、一行は帰港式会場へ向かいました。

帰港式では学校法人東海大学国際本部の旦祐介本部長が、松前達郎理事長・総長の式辞を代読。「研修団の皆さんからは、海外研修航海を成し遂げた達成感とそれによって得られた逞しさを感じます。貴重な経験と望星丸で培った仲間との絆を胸に、皆さんが大きく飛躍することを願っています」とメッセージが述べられました。

続いて、ご来賓の皆さまを代表し東海大学関東甲信越静岡ブロック連合白鴎会の宮川正英会長より、「私もかつて望星丸で小樽からウラジオストクへ航海しました。『限られた空間の中で、限られた人とのつきあい』それがいかに大事か身をもって感じたのであります。これにより培った絆は生涯消え去ることはありません。友情を温め続けてください」とご祝辞を頂きました。

 
学校法人東海大学国際本部 旦祐介 本部長   東海大学関東甲信越静岡ブロック連合白鴎会 宮川正英 会長
 
研修報告   団旗返還

研修団からは、内藤耕団長(東海大学文学部アジア文明学科教授)が研修を総括し、続いて荒木直行船長より『望星丸』が無事航海を終えたことが報告されました。間瀬菜々美学生長は「私たちはアジアの航路を巡り、無事清水港に帰港できました。寄港地研修では、海外の学生と交流する貴重な機会を得ました。この経験を胸に、それぞれの道を歩んでいきます」と、研修航海に参加して得られた成果を発表しました。

最後に、海外研修航海の『団旗』返還および研修学生代表の間瀬学生長へ『修了証』が授与され、第45回海外研修航海の帰港式は閉式しました。

 
修了証授与   帰港した研修団

式終了後、研修学生と団役員が会場で記念撮影し、力を合わせて研修をやり遂げた喜びを全身で表現していました。『みんなでつながるアジアの海』という第45回海外研修航海のテーマが示すように、それぞれの学生が未来に向け、つながっていくことが期待されます。

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